パソコンが苦手で登録手続きができない!
業務が忙しくて登録作業に手が回らない…
何度も不備修正が入り申請が進まない
短い申請期間で大人数を登録しなければいけない!
下請業者の登録も進めなければ…
まずは下記にて、建設業キャリアアップシステムについての概要をご確認ください!
建設キャリアアップシステムは、技能者ひとり一人の就業実績や資格を登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげるシステムのことです。
建設キャリアアップシステムでは、一人ひとりの技能者がまちがいなく本人であることを確認したうえでシステムに登録し、IDが付与されたICカードを交付することが最初のスタートになります。ICカードが本人を証明する機能を担うことになります。その上で、いつ、どの現場に、どの職種で、どの立場(職長など)で働いたのか、日々の就業実績として電子的に記録・蓄積されます。同時に、どのような資格を取得し、あるいは講習を受けたかといった技能、研鑽の記録も蓄積されます。こうして蓄積された情報を元に、最終的には、それぞれの技能者の評価が適切に行われ、処遇の改善に結びつけること、さらには人材育成に努め優秀な技能者をかかえる事業者の施工能力が見えるようにすることを目指します。
建設キャリアアップシステムはインフラです。インフラを活用してその効果を十分に発揮していくためには、行政・業界一体となった取組が不可欠です。建設キャリアアップシステムでは、一人ひとりの技能者の情報が蓄積されていくことになりますが、こうして蓄積される情報を活用して技能者が能力や経験に応じた処遇を受けられる環境を整備し、将来にわたって建設業の担い手を確保すること、技能者を雇用する事業者の施工能力の見える化を進める枠組みをつくることが、重要な課題になっていくと考えています。
①事業者にとってのメリット
技能者の就業状況等を容易に確認できるほか入退場にICカードを使うことにより、現場の入場管理等の効率化が図れます。
②技能者にとってのメリット
自分の資格や就業履歴を証明できるため、働く現場にかかわらず適正な評価と処遇が受けられます。
建設業界全体としては、CCUSが普及することで・・・・
○若い世代への建設業のイメージアップ
○施主に対する価格交渉力アップ(エビデンスに基づく請求が可能)
○真に実力がある企業が選ばれる透明性
などが挙げられます!
1. 技能者登録料
建設キャリアアップカードの発行に必要となる料金であり、カード有効期間は発行日から発行9年経過後最初の誕生日までとなります。なお、申請時60歳以上の方の有効期限は同14年目の誕生日まで、本人確認書類未提出者は同2年目の誕生日までが有効期限です。
申請方法 登録料(税込)
(1)簡略型:2,500円 ※インターネットの場合
(2)詳細型:4,900円
認定登録機関 詳細型:4,900円
※申請時60歳以上の方は令和5年(2023年)3月末まで、インターネット申請料を500円割引します(簡略型2,000円、詳細型4,400円)。
※カードの紛失・破損・券面書換が必要な場合は、実費(1,000円)にて再発行をいたします。
2. 事業者登録料
事業者が本システムを利用する際に必要な登録料です。登録の有効期限は5年間で、登録が完了した日から5年後の登録月末まで有効となります。登録料は事業者の資本金額をもとに決まります。
詳細は以下の表のとおりです。
資本金 | 登録料 |
一人親方 | 0円 |
500万未満(個人事業主含む) | 6,000円 |
500万円以上1,000万円未満 | 12,000円 |
1,000万円以上2,000万円未満 | 24,000円 |
2,000万円以上5,000万円未満 | 48,000円 |
5,000万円以上1億円未満 | 60,000円 |
1億円以上3億円未満 | 120,000円 |
3億円以上10億円未満 | 240,000円 |
10億円以上50億円未満 | 480,000円 |
50億円以上100億円未満 | 600,000円 |
100億円以上500億円未満 | 1,200,000円 |
500億円以上 | 2,400,000円 |
3. 管理者ID利用料
事業者が建設キャリアアップシステムにおいて事業者情報(現場情報を含む)を管理するために 必要となる管理者ID に対する利用料金です。毎年お支払いいただく必要があります。
1IDあたり* 11,400円(税込))
*一人親方の方の管理者ID利用料は、2,400円です。
*現場管理者として登録されたIDについては管理者ID利用料をいただきません。
<利用可能期間>
取得・更新日から1 年後の取得日の属する月末まで。
4. 現場利用料
システムにおいて現場・契約情報を登録した事業者(元請事業者)に対し、当該現場における技能者就業履歴情報の登録回数(現場に入場する技能者の人日単位)に対する利用料金であり、一定期間ごとの事後精算でお支払いいただく必要があります。
1人日・現場あたり* 10円(税込)
*現場利用料の請求例:
20 人の技能者が50 日就業した場合 20人×50日×10円=10,000円
同一現場で朝と昼休み後に2回入場 1人日×1現場=10円
午前と午後で同一元請の別現場に入場 1人日×2現場=20円